北国の牧歌、南の島の波しぶき|4都市・夏だけのバカンス提案
夏至を過ぎ、暑さが本格的に訪れる前のいまこそ、 旅に出るのにいちばん心地よい季節。 窓の外に深まっていく緑を眺めていると、 この夏をどう過ごそうか—— 頭の中に、いくつもの夏の風景がふっと浮かんできます。 この夏は、 広大な草原へ、涼風が抜ける山あいへ、 奇峰が連なる雲海へ、そして透きとおる海の島々へ。 携程度假農庄とともに、 心まで潤う夏の旅へ出かけましょう。 思いきり深呼吸できる、爽快なサマー・ジャーニーの始まりです。

【第一站:内モンゴル・多倫 馬を駆り、草原へ—— 自由は、海よりもここにある。】
【携程度假農荘(多倫・浪駿牧場 共同運営店)】
「北京の真北、多倫がいちばん美しい。」 そう言われるこの地は、 フルンボイルは人が多すぎる、 アルシャンは少し遠い—— そんな方にこそぴったりの、理想的な選択肢です。 北京から車でわずか4時間あまり。 こぢんまりとしていながら魅力が凝縮され、 コストパフォーマンスも抜群。 そしていま、まさに景観のベストシーズンを迎えています。
ガイドとともに馬を走らせれば、 蹄が跳ね上げる水しぶきとともに、 草の香りがふわりと鼻先をかすめます。 あちこちで出会う牛や羊は、首をかしげながらあなたをじっと観察し、 その素朴さに思わず笑みがこぼれるはず。 そして、新鮮な羊肉料理は現地ならではの価格で楽しめ、 一人当たり百元ほどで豪華なご馳走にありつけます。 夜は、虫の声に耳を澄ませながら過ごし、 満天の星をカメラに収める至福の時間。 “九曲十八湾”は、青いリボンのように曲がりくねり、 多倫湖の周遊もぜひおすすめ。 自家用車でも、サイクリングでも、徒歩でも、 41kmの環湖ルートはどんなスタイルにもぴったり。 砂丘、草地、高原の丘が織り成す壮観な景色は、 家族旅行にも最適で、 遊覧船、釣り、キャンプ、サンドスライダー、 焚き火ナイト、そして地元の湖魚料理まで、 楽しみは限りなく広がります。 私たちの浪駿牧場店は、 まさにこの夏の絶景のただ中にあります。 ここは—— 馬を愛する人たちの、自由な精神が息づく“トライブ(集落)”。 草原の風とともに、心も解き放たれる場所です。
夕陽が金色に溶け、 草原は波のようにゆらぎ、 馬たちはゆったりと草を食む——。 浪駿牧場店は、 ブティックホテル、ウッドヴィラ、リゾート乗馬場が一体となった 草原リゾートです。 経験豊富な馬好きの方には、 専用のウッドヴィラと馬の預託サービスをご用意。 旅人の方は、 プロフェッショナルな乗馬レッスンや自由騎乗 (インストラクター同行または単独トレッキング)、 動物たちとのふれあい、 草原アフタヌーンティーなど、 “自由そのもの”の体験を満喫できます。 さらに、全長300kmにおよぶ **多倫周辺の原生馬道(ホーストレイル)**もまもなく完成予定。 360度どこまでも続く草原文化の雄大さを、 全身で体感できるはずです。 草原の夏が、ここで最も自由になります。
【第二站:陝西・佛坪 大熊猫が愛した秘境へ—— 22℃の清涼に身を委ねて。】
【携程度假農荘(陝西・佛坪店)】
南へ向かうと、秦嶺の南麓にひっそりと佇む佛坪に辿り着きます。 ここは陝西省で最も人口の少ない県でありながら、 森林率91%、240本の渓流を抱く、“深呼吸したくなる百佳の小城”そのもの。 佛坪はとても小さく、 信号機もなければ、フードデリバリーもありません。 椒渓河が静かに町を貫き、 暮らしは驚くほど素朴で、そして清らかです。 ここは、ゆっくり息ができる場所。 旅人が“心の速度”を取り戻す場所でもあります。

小さな県城は、ゆっくり歩くのにちょうどいいスケール。 古風な佛坪老街には、あちこちにパンダのモチーフが点在し、 地元の味を楽しむにも格好の場所です。 パンダ保護基地は無料で見学可能。 あの愛らしい姿を前にして、心を奪われない人などいるでしょうか。 さらに「西北標本第一館」と呼ばれる 秦嶺人と自然博物館には、 世界初の“褐色大熊猫・丹丹”を含む 350点以上の貴重な動物標本が収蔵されており、 まさに手つかずの自然を凝縮した宝庫と言えます。 静かな町に漂う素朴さと、 ここにしかない自然の豊かさ—— 佛坪の魅力は、歩くほど深まっていきます。
私たちの施設は、まさに理想的なロケーション。 熊猫保護基地へは歩いてすぐの距離です。 敷地内には20棟の独立型客室があり、 秦嶺の“四大明星”——パンダ・ターキン(羚牛)・キンシコウ(金絲猴)・トキ(朱鷺) からインスピレーションを得た、4つのテーマエリアを設けています。 客室はデザイン性に富み、 花畑と山景を一望できるパノラマバルコニー&ビューバス付き。 窓を開ければ鳥のさえずりが届き、 まるで森に抱かれているような気分になります。 お子さま連れのご家族には、 キッズテントやファミリー向け設備もご用意。 すぐそばには小川が流れ、 水鉄砲をフロントで借りて、 お子さまと“水合戦”を楽しむこともできます。 秦嶺の自然に包まれながら、 家族でゆったり過ごす特別な時間をお楽しみください。

【第三站:湖南・张家界 奇幻の山水を巡り、 大自然に抱かれたラグジュアリーな避暑仙境へ。】
【携程度假農荘・缦心店(張家界国家森林公園店)】
海外で話題沸騰中の China Travel 系動画でも、 張家界はいまや“最も熱い目的地”のひとつ。 実際に訪れる外国人観光客は、中国国内の旅行者より多いほどです。 そして、自分の目で張家界の奇峰と澄み切った山水を見た瞬間、 きっとこう思うはず—— 「この旅路は、千里もの距離をかける価値があった」と。 夏の張家界で外せないのが 大峡谷。 湖水は翡翠のように澄み渡り、 谷の中はひんやりと心地よく、 どれほど強い日差しでも、ここではまったく敵いません。 また、景区内には世界的にも有名な ガラスの大橋 があり、 そのスリルを味わおうと国内外から多くの旅行者が挑戦しに訪れます。 張家界の夏は、「清涼」と「絶景」と「驚き」が同時に手に入る場所です。
天門山景区では、 アジア最長の山岳ロープウェイ に乗って雄大な山河を見下ろすことができ、 雲が流れ込む山間はまるで雲上の世界。 私たちの 缦心店(マンシン店) は、 武陵源国家森林公園・中門から車でわずか8分。 早朝に出発すれば、森の中でたっぷりと“酸素を吸う散策”ができ、 運が良ければ野生のサルや高山シャクナゲにも出会えます。 つい先日も、海外で人気のクリエイター Evan Kyle(エヴァン・カイル) が張家界缦心店に滞在しました。 陶淵明が「久しく檻(樊籠)の中にあり、ふたたび自然に帰る」と嘆いたように、 ここは—— 山水の清らかな気配に身をゆだね、 心を“自然”へ返すための最良の場所です。
連なる山々に抱かれ、 棚田の農耕風景とインフィニティプールが響き合う—— そんな張家界ならではの景色がここにあります。 ハイグレードな客室には パノラマの大きな窓 を備え、 武陵山脈の雄大な稜線が、まるで流れる水墨画のように広がります。 夏には蓮池が鮮やかに装い、 田んぼは初夏の青さをたたえ、 アフタヌーンティーには “二重の詩情”を添える背景となってくれます。 さらに、巣箱から 自分の手で蜂蜜を切り出す体験 も可能。 採れたての蜂巣蜜はバリスタが特製ドリンクに仕上げ、 ここでしか味わえない香りと甘さが広がります。 山に寄り添い、自然に抱かれる滞在が、 夏のひとときを静かに満たしてくれます。
【第四站:広西・涠洲島 碧い海に潜り、 南国の真夏の夜をそっと集める。】
【携程度假農荘(涠洲島・蓬莱填舍 共同運営店)】
海辺ほど“夏”を感じられる場所は他にありません。 そして、もしこの夏を島で過ごすなら—— その答えは、きっと 涠洲島(ウェイジョウ島) です。 ここは中国最大の火山島。 火山地形がつくり出した天然のブルーラインはどこまでも澄み渡り、 あなたの旅のアルバムを いちばん鮮やかに彩る一枚 になるはずです。

涠洲島では、朝から晩まで“遊びどころ”が途切れません。 早朝は 五彩灘 で日の出を眺めながら、 潮だまりで生き物を探したり、砂ガニを掘ったり、貝殻を拾ったり。 午前中は ワニ山火山公園 を探検し、 大自然が刻んだダイナミックな火山地形に驚嘆。 昼は涼しい場所でひと休みして体力を整えたら、 夕暮れ時には外へ出て、 地元グルメの“宝探し”へ! 路地を歩けば、新鮮な海鮮の香りに誘われ、 甘くて旨いシーフードの饗宴が待っています。 ちょうど今はフルーツの最盛期。 ジャックフルーツや龍眼が採れたてで並び、 収穫体験も美味しさも同時に味わえます。 涠洲島の一日は、 自然のリズムに身を任せながら、 遊び、食べ、くつろぐ—— そんな贅沢な夏の時間で満ちています。
私たちのレストランは、 食にこだわる多くのお客様の心と舌をしっかり掴んでいます。 ホテル内ダイニングでは 涠洲島のローカルフレーバー を中心に、 素材そのものの鮮度と香りを最大限に引き出した料理をご提供。 とくに—— 古井戸の火山水で煮立てた海鮮麺 は、 食べた人の誰もが 「この旨さは忘れられない」と太鼓判を押す逸品です。 夜になると、 多くのお客様は稲田に寄り添う中庭に寝転び、 手が届きそうなほど澄んだ星空を見上げながら過ごします。 あるいは、 明るい色の水着に着替えて、 当館自慢のインフィニティプール へ——。 あなたの姿が加わることで、 その景色はさらに美しく完成します。 プールのとなりには、静謐な中式Zen空間が広がり、 ロマンチックな体験と、深い静けさによる癒し、 そのどちらも一度に味わえる贅沢がここにあります。 涠洲島の夜は、 あなたを“夏の物語”の主人公にしてくれる時間です。
この夏
草原から海の島まで
携程度假農荘がご案内するのは、
四つの詩のような旅路。
さあ、旅支度を整えて。
出会う山河のすべてを、
あなたの“輝く夏の記憶”に変えていきましょう。




